VA Linux Systems Japan株式会社

ホーム 検索 お問い合わせ

English

 
 

 

ホーム VA Tech.Top テックライブラリーTop hping3によるフィルタリングルールの検証-1

update : 2007/10/15

 

index

Xen特集

テックライブラリ

hping3によるフィルタリングルールの検証

 

1.

コラム1

2.

コラム2

プレゼンライブラリ

イベントレポート

tips

VA Virtual-suite

仮想化に関するレポート販売

Xenを使ってみよう

Kernel対応障害解析サービス VA Quest

hping

 
 


hping3によるフィルタリングルールの検証

hping

hping(現在はhping3)はpingライクなパケット生成ツールです。ファイアウォールの動作検証等が一般的な用途になるでしょう。
本編では、ファイアウォールのフィルタリングルールを検証するためのhpingの使用法を解説します。

※hping3は http://gd.tuwien.ac.at/www.hping.org/index.html から取得できます。

TCPフィルタリングの検証

hping3はデフォルトでTCPパケットを生成・送出するようになっています。

# hping3 <IPアドレス>("#"はコマンドプロンプト)

これでTCPパケットを<IPアドレス>に向けて送信します。ただし、このままではTCP 0番ポートに、SYNやACKなどのフラグが一切立っていないパケットを送り続けるので、必要に応じてオプションを指定する必要があります。

# hping3 -S -p <宛先ポート番号> <IPアドレス>

上の例では、SYNフラグを立てたTCPパケットを宛先ポート <ポート番号>に向けて送信しています。フィルタリングの基本的な動作を試すのであれば上のコマンドで充分でしょう。

また、ポート番号の前に"++"をつけることで、指定したポート番号から始めて1パケットごとにポート番号を1つインクリメントします。

# hping3 -S -p ++<宛先ポート番号> <IPアドレス>

更に、ポートスキャナーとして使用することも可能です。

# hping3 -V -8 <宛先ポート番号> -S <IPアドレス>

"-8"がポートスキャンオプションです。<宛先ポート番号>には"1-100"のようにハイフンで範囲を指定することも、"150,200,250"のようにカンマで区切って複数のポートを指定することも出来ます。

ICMP、UDPフィルタリングの検証

ICMPパケットを生成するにはオプションに"-1"を指定します。

# hping3 -1 <IPアドレス>

生成されるICMPのデフォルトはICMP Echo Request(type=8, code=0)です。以下のようにすると、ICMPのタイプとコードを指定出来ます。

# hping3 -1 --icmptype <タイプ番号> --icmpcode <コード番号> <IPアドレス>

UDPパケットを生成するにはオプションに"-2"を指定します。フィルタリングの基本的な動作を試すのであれば以下のコマンドで充分でしょう。

# hping3 -2 -p <宛先ポート番号> <IPアドレス>

IPスプーフィング

以下のようにすることで送信元IPアドレスを偽ることが出来ます。送信マシンの持つIPアドレスを使用しない場合、当然ながら応答パケットを受け取ることができません。

# hping3 -a <偽のIPアドレス> -S -p <ポート番号> <IPアドレス>

 

以上の手法を用いてパケットを作りだし、ファイアウォールのログや宛先マシンでのパケットダンプを確認することで、基本的なフィルタリング動作は確認できるでしょう。

 

次へ


 
 
本サイトの利用に関して 免責事項 コピーライト 個人情報保護方針

Copyright C VA Linux Systems Japan. All rights reserved.